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第81話 領主城で

Auteur: みみっく
last update Date de publication: 2025-11-16 06:00:10

 レオに会うため、エリーと共に領主城へ向かった。だが、今回は城の空気はいつもとは違い、重苦しい緊張感が漂っていた。

 門の前に立つ兵士たちは無言で視線を交わし、どこかピリピリとしている。レオの側にいる兵士も同様だ。いつもなら穏やかなはずの警備が、まるで戦場のように研ぎ澄まされていた。

 さらに、見慣れぬ王国兵の姿が多数確認できる。彼らは鎧の隙間から厳しい目を覗かせ、警戒の色を隠そうともしない。

 一体何が起こっているのか――。

 エドウィンが、俺を見つけると駆け寄ってきた。

「……国王様がおいでです。理由は存じ上げませんが……」 エドウィンの声にはかすかな緊張が滲んでいた。

「そうか、だったら帰ったほうが良いか?」 軽く冗談めかして言うと、エドウィンは慌てて首を振る。

 エリーも俺の服を掴み、困った顔をしていた。

「い、いえ……ユウ様をご指名で、陛下が直接お話をと…&hel

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